腱鞘炎でお悩みの方へ

腱鞘炎とは

人の手指には、前腕からの筋肉が腱となり伸びています。その手指が細かく繊細な動きをするのに必要なのが腱鞘です。腱鞘は、腱が動くときにこすれて傷つかないように「滑りをよくする」ために腱を包んでいます。そして細かい動きに対応し効率よく動こうとするので、その際に腱が浮いて指の動きを邪魔しないようにするため「固定する」という役割をもっています。
その腱鞘がなんらかの原因で炎症を起こした状態が腱鞘炎です。

原因

多くの場合、腱鞘炎とは指や手首の使いすぎによる患部へのストレス過多が原因です。腕を酷使する仕事、スポーツ、楽器などや、家事育児など自然と手を多く使わなくてはいけない環境で起こることはイメージしやすいでしょう。腱周囲の筋力・筋バランス、運動で起こる負荷の強度、使用頻度・回数、疲労度、姿勢や可動範囲、ケアが足りているかなど、さまざまな要因が絡み合って炎症が起こります。

対策

手を酷使することが主な原因となる腱鞘炎も、例えば手をよく使うスポーツ選手が必ずなるわけではありません。このことから腱鞘炎にお悩みの方は、ケアを優先することで対策をすることが一番です。

▼ケアの方法
〇前腕をほぐす
手首や指を動かす筋肉やそこからつながる腱の負担をできるだけなくすことが直接的なケア方法です。手指は普段からよく使う部位で休む暇もなく動かしていると思いますので、前腕のケアは必須です。筋肉を硬いままにしていれば血流も滞り、本来の回復力を発揮できていないかもしれません。筋肉の疲労を取り除き柔らかくしておけば、腱鞘にかかる負担を軽減できます。

〇姿勢を伸ばす
腱鞘炎に悩む人は、肩がアンバランスになっている場合が多いです。内巻き肩やいかり肩など、肩の位置や高さが不自然になることにより、腕の動作に無駄な緊張が生まれ手指の負担が増します。肩は腕への血流の通り道にもなりますので、バランスを整え流れを良くしておくことで回復力を取り戻し、自然な動作で手・腕を使えるよう姿勢を正しくしましょう。

●痛みが出ている時の注意点
回復を促進し痛みを和らげるためには血流をよくして必要な栄養を患部に送ることが重要です。そのため温めて筋肉を柔らかい状態にしておくと回復が早いです。しかし注意点として、痛みを感じているタイミングで熱を加えると炎症反応が強く出てより痛みを感じやすくなる場合があることです。炎症反応自体は体を守るための反応ですので気にしすぎてもいけませんが、痛みを感じると体が動かすことをストレスだと感じます。この動きへのストレスは治った後にも引きずる場合がありますので、極力痛みを出さないことも大切です。
痛いときは患部を冷やして感覚を薄くした方が、痛みを感じにくくなり落ち着きます。調子が良いタイミングで筋肉を温め血流を促進し回復を促す、といったサイクルをつくれればOKです。

自分でのケアが難しい時

症状がひどい方、長く症状が続いている方、早く治したい方、自分でケアする時間が取れない方などは多いと思います。そういった時は、一度ご相談ください。腕専門の整体コースをご用意した当サロンでは、腱鞘炎に対応します。患部にかかるストレスを筋肉をほぐしやわらげ、動きに対するストレスを可動域を整えることで無くします。早めに対策することが大切です。状態に合わせた施術を行い、回復までサポートいたします。

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