腱鞘炎の施術
腱鞘炎の調整では、痛む部位と痛み方から状態を判断し施術を行います。
腱鞘炎の原因として手指のオーバーワーク、ケア不足に心当たりがある方、腕の筋肉の緊張が強く硬くなっている方、反対にあまり力を入れられず循環不良や冷え・むくみが起こっている方にも適合します。
保存療法による腱鞘炎の改善を目指す方のための専門整体コースですので、施術による痛みの心配はありません。
手術前や手術をお考えの方、手術後の方もご相談いただけます。
このような方に
・手首が痛くて動かせない
・パソコン、スマホで手を酷使している
・手首が痛くて料理がストレス
・仕事柄どうしても手を休ませられない
・妊娠中、産後の腱鞘炎
・ペンやハサミを使うと痛い
・買い物で手を使うと痛い
・物を持つ、支えるのが辛い
・スポーツ中の痛み
・楽器を弾く時の痛み
・ゲームの操作で手が痛い
・手を動かせずむくむ
・軽度の腱鞘炎
よく手を動かす方でたまに指や手首の痛みが出て、痛い動きをしないようにしていれば自然に治るような軽度の腱鞘炎があります。実際には腱鞘に炎症が起きているわけでないパターンもあり、手首にある8つの骨(手根骨)のバランスの崩れや前腕の筋肉が硬く疲労していることで腱鞘炎と似たような痛みを引き起こしています。自然に治るようなら不安になる必要はありませんが、繰り返すと悪化していく可能性があるので対応は必要です。手を使う仕事や趣味がある方は日頃から指のストレッチや前腕の筋肉をマッサージしておくと予防の効果が期待できます。手の酷使に心当たりがない方は、使い方の問題か、自身にとって酷使しているつもりがないだけで手を多く使っている方、体幹の筋肉が衰えて自然と手を使うことが多くなっているなどが考えられます。
・体幹の筋力低下の影響
腱鞘炎は女性に多く、50~60代が発症率のピークとなります。主に女性ホルモンの影響が原因に挙げられることが多いですが、性差での影響は筋力が弱いことと関節が緩く不安定なことが特徴です。発症のピークが50~60代というのは筋力の低下してくるタイミングでありつつまだ現役で働いている時期に多くなっていることが予想できます。
筋力低下の影響が一番強く出るのが体幹で、立ち上がる、起き上がるといった動作で腹筋や背筋が弱化することで手足に頼るような動作が増えます。腱鞘炎がある方で体幹の筋力低下に心当たりがある方は、腕のケアと並行して体幹のメンテナンスとトレーニングをすることが改善につながる可能性が高いです。
・慢性的な腱鞘炎
腱鞘炎は長いと半年から1年以上炎症が収まらないこともあります。炎症が持続するということは、ケガをして回復して傷が広がって回復してを繰り返しているのと同じ状況です。手が痛いからと言っても仕事で動かさなくてはいけないという人が慢性化しやすいのは想像しやすいかと思います。損傷と回復を繰り返しながらも炎症が続くと、なんとか回復するために患部に血管と神経が伸びていきます。身体としては回復させようと必死に働いてくれますが、神経からの信号が多くなることでより痛みに敏感になるというデメリットがあります。日常では身体の使い方を工夫して手に負担をかけないようにすること、安静にというのが限界です。しっかり治すためには職場の方や家族の協力も必要だと思いますので、荷物を持ってもらったり手を使う作業を減らしてもらえるように病状を理解してもらうことが大事です。
初回 60~80分 | 9,000円 |
30分 | 4,000円 |
50分 | 6,000円 |
80分 | 9,000円 |
※お支払は現金、クレジットカード、paypay、d払い が利用可能です
※上記料金は消費税10%の税込料金です
単なる肩こりなどの症状と違い、腕の筋肉が強く癖の付いた状態で固まっています。改善するために必要な症状の確認を丁寧に行い、状態に合わせた適切な施術ができるよう初回はお時間を60分から最大80分いただいています。2回目以降は片手で30分、両手や肩周囲まで含めた50分、全身の調整を含めることが可能な80分とお選びください。
施術の流れ
- STEP1 カウンセリング
- まずはカウンセリングシートをご記入いただき、それを元にお話しを伺います。
痛みがどのように出るのかをしっかりお話を聞きながら診させて頂きます。
質問等ありましたらこの時に気軽に聞いて下さい。
- STEP2 可動のチェック
- 手首や指が実際にどのくらい動くのかを見させてください。
痛くて動かせない、痛いけど動く、動かすのが怖い、周囲の筋肉が強張っていてうまく動かせないなど
実際に動きをみることによって状態がある程度判断できます。
また自分で動かしたときの痛みと、人に動かしてもらったときの痛みに違いがある場合もあるので
可能なら痛みのある部分を触らせていただきます。
- STEP3 神経・骨格(関節)へのアプローチ
- 体の中で最も神経が多いとされるのが手指です。その手指で不調が起こっていると脳に不快な情報を常に送り続けることになります。
手先に伸びる神経の走行に沿って優しくほぐすだけで軽症の方は腕の筋が柔らかく軽くなります。不調の強い方も神経の緊張を取ってから関節の動きを修正すると動きやすいです。
指、手首(手根)、肘、肩をメインに体のバランスを自然な状態に誘導していきます。
- STEP4 筋肉へのアプローチ
- 神経的な緊張が取れて関節が動きやすくなれば、筋肉が緩みやすくなります。
痛みの程度によって筋肉をほぐしながらより深く腱鞘炎の原因にアプローチしていきます。
- STEP5 アフターケア
- 施術後に状態を再確認をします。個人差の出やすい症状のため効果の持続性を高めるためお客様の生活環境に合わせて日常生活の注意点や自分でできるストレッチ等をアドバイスします。