同じ作業、同じ練習、同じだけ手を動かしていても腱鞘炎に必ずなるとは限りません
〇猫背や巻き肩によって肩の周囲の筋肉の動きが小さくなっていると、腕の重さを支える負担が末端の前腕や手首に集中します
〇手の動きが、肩甲骨の動きや体幹の動きに連動していないと「手打ち」など手だけの動作が常態化し、指や手首の摩耗ストレスが蓄積しやすくなります
〇体幹の筋力が足りていない場合、腕を支えるために体を固定する役割を肩甲骨や背中の筋肉で代償し、上記のように連動すべき腕と体が分離します
日頃の身体の使い方、日常生活でのくせや生活習慣も関わります
〇同じ作業環境、同じ体勢で手を動かし続けることが多いと、脳がその体の使い方を覚え効率化する結果、手が受けるストレスを多少なら無視する傾向が生まれます
〇そのまま同じ生活の繰り返しが続けば、見逃されていたストレスの蓄積により神経や血管など関節の健康維持に必要不可欠な機能が弱ります
〇無視できなくなったストレスはひどい痛みとなって現れますが、神経や血管の弱化、硬い筋肉、バランスの悪い姿勢により回復力が追いつきません
◎まとめ
同じだけ手を動かしていても、体幹の筋力がしっかりしていたり、肩まわりの筋肉が柔らかい人、うまく体と腕を連動出来ている人は腱鞘炎になりにくいです。
まずはストレッチや簡単な体操から、肩や肩甲骨のまわりの筋肉をほぐし、背筋を伸ばせるようにしましょう。
同じ動きが続いていると感じたら、すぐに伸びをしたり屈伸運動をしたり、腰を回してみたり、その場で出来る運動を取り入れましょう。
腱鞘炎になり手を休めてと言われると、何もすることがなくなることに気が付きます。
手はそれだけ毎日かかさず頑張っていますので、日頃から体のメンテナンスを忘れず、焦らず、体には優しく向き合ってあげてください。
